流したら危険な理由と流してしまった場合の対応策について

生理用ナプキンや紙おむつは水を吸って膨張します。便器おから基本的に水に溶けないものを流すことはできませんので注意が必要ななります。
基本的に便器から流せるのは、トイレットペーパーや排泄物で。それ以外の物は流さないのが賢明ですが生理用ナプキンやおむつは、水分を吸収すると膨張しますので排水経路で目詰まりを起こしてしまいますから注意が必要です。
理由としては、生理用ナプキンやおむつには、吸水性ポリマーという素材が使用されていますから吸水性ポリマーは尿・排水した水を吸収し素材が水分を吸収しておくための素材です。水分を吸収すると、その体積が2倍以上に膨張すると言う特徴があります。
もしもトイレの排水経路で引っかかって水分を吸収し続けたら排水管が詰まり、どんどん事態が悪化して行くことになってしまいます。当然のことですが水煮溶けることはありませんし体積が２倍以上に膨れ上がってしまったら水圧で押し流すのも不可能になってしまいます。
万が一にも便器から流してしまうようなことがあれば、吸水性ポリマーが水分を吸収しきる前に、速やかに取り除くことが最善策です。
誤って排水してしまってから時間が長くなればなるほど排水トラブルが深刻化していきますので、しっかりと認識しておいてください。

便器から流したら詰まってしまう物

便器に流すと詰まってしまう物の一例として以下のような物がありますので絶対に排水しないでください。

●ゴム製のもの
ゴム製のものは、水に浮く性質があるため、便器の排水路を詰まらせることがあります。例えば、ゴム手袋、ゴムの風船、ゴム製のおもちゃなどが挙げられます。
●衛生用品
衛生用品は、水に浮かぶことがないため、便器の排水路を詰まらせることがあります。例えば、生理用品、おむつ、トイレットペーパー以外の紙製品、ひとつめの歯ブラシなどが挙げられます。
●食べ物
食べ物は、便器の排水路を詰まらせることがあります。例えば、ご飯、麺類、果物の種、骨、油脂などが挙げられます。
●キャップや蓋、金属製品
キャップや蓋、金属製品は、便器の排水路を詰まらせることがあります。例えば、ペットボトルのキャップ、ビールの缶のタブ、金属製のストローなどが挙げられます。

以上のように、便器に流すと詰まってしまう物は、ゴム製品、衛生用品、食べ物、キャップや蓋、金属製品などが挙げられます。便器に流す前に、必ず流しても問題がないものか確認することが大切です。

便器を脱着して詰まりを解消させる
便器を脱着して詰まりを解消する方法は、比較的大掛かりな作業であり、専門知識や経験が必要です。通常、便器の脱着は専門の配管業者や修理業者に依頼することが推奨されます。しかし、場合によっては自己責任で行うことも可能です。以下に一般的な手順を示しますが、注意が必要です：

１：水の供給を停止する: 便器に供給されている水のバルブを閉めて、水の供給を停止します。また、便器のタンク内の水も排水しておきます。
２：便器の脱着: 便器は床に固定されているため、固定ネジやシーリング材を取り外して便器を床から持ち上げます。この作業は2人以上で行うことが望ましいです。
３：詰まりの解消: 便器を脱着した後、排水パイプやトイレの排水口などを確認し、詰まりの原因を見つけます。詰まりを解消するために、配管をクリーニングするための専用の道具や化学薬品を使用することがあります。
４：便器の再取り付け: 詰まりが解消されたら、便器を元の位置に戻し、床にしっかりと固定します。固定ネジやシーリング材を使用してしっかりと密閉します。

便器の脱着や修理作業は、専門的な知識や経験が必要な場合があります。誤った作業は配管や便器自体に損傷を与える可能性があるため、慎重に行う必要があります。できる限り専門業者に依頼することをおすすめします。