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町田市から水道業者がトイレつまり修理
水道専門用語ガイド:経由メータ方式・下水道・原水
収録用語一覧
経由メータ方式
電力やガスなどの公共サービスを利用する際に、中間のメータを介して利用量や利用状況を計測し、利用者間で費用を配分する方式を指します。この方式は、複数の利用者が共有のリソースを使用する場合に適用される方法です。
以下で電力やガスなどの利用における「経由メータ方式」の一般的な特徴や仕組みについて説明します。
●メータの設置
共有のリソース(電力、ガスなど)を利用する各利用者の接続点や利用量を測定するためのメータが設置されます。これにより、各利用者の利用量が正確に計測されます。
●利用量の計測
メータは、利用者ごとの利用量を計測します。電力の場合は電力量(kWh)、ガスの場合はガス量(立方メートルなど)が計測されます。
●料金の配分
計測された利用量に基づいて、各利用者への料金が配分されます。配分方法は、利用量の割合や契約内容によって異なります。
●利用者への請求
各利用者に対して、計測された利用量に基づいて料金が請求されます。請求書には、利用量、単価、合計料金などが記載されます。
この方式は、マンションや集合住宅、共同オフィスビル、商業施設など複数の利用者が共有のサービスを利用する場合に利用されることが多いです。各利用者の実際の利用量に基づいて公平に費用を配分することができるため、適切な費用負担を実現する効果的な方法となっています。
下水道
都市や地域における排水システムの一部であり、住宅、工場、商業施設などから生じる使用済みの水や廃水(下水)を収集、処理、排出するインフラストラクチャーを指します。下水道は、公衆衛生、環境保護、および生活環境の向上に不可欠な役割を果たします。
以下に、下水道の主な構成要素や機能について説明します。
●収集
下水道は、住宅や建物から排出される家庭用水や産業排水、雨水などを地下に埋設されたパイプを通じて集めます。
●輸送
集められた下水は、専用のパイプを通じて地下にある処理施設に向けて輸送されます。輸送中は、地勢や地下の施設に合わせてポンプや重力を利用して流れます。
●処理
下水処理施設では、収集された下水を適切に浄化・処理し、環境への負荷を最小限に抑えます。処理の方法には、物理的、化学的、生物学的なプロセスが組み合わせて使用されます。
●再利用または排出
処理を経た水は、再利用可能な水源として再利用されたり、河川や海へ安全に排出されたりします。再利用は、農業や工業用途で行われることがあります。
下水道は、都市計画や衛生施設の基盤として重要な役割を果たしています。適切な下水道システムの整備と運用は、環境への影響を最小限に抑え、住民の健康や生活環境の向上に寄与します。
原水
自然状態のままの水を指します。つまり、人工的な処理や加工を受けていない、湧水、河川、湖、地下水、雨水など、天然の状態で存在する水を指します。原水は、植物、動物、人間が利用する水源の基盤となります。
主な原水の種類には以下があります。
●地下水
地下の浄水層や岩盤中に存在する水。地下水は、地下で自然にろ過されるため、比較的清澄で不純物が少ない特徴があります。
●地上水
河川、湖、池など地上に存在する水。地上水は、降雨や雪解けなどによって補給される自然の水源であり、季節的な変動があります。
●湧水
地下の水脈から地表に湧き出る水。湧水は地下水が地表に達する場所で湧き出るため、地下水の一部と考えることができます。
●雨水
大気中の水蒸気が凝結して地上に降り注ぐ水。雨水は、天候によって変動があり、地域ごとに異なる特性を持ちます。
原水は、飲料水や工業用水、農業用水など、さまざまな目的で利用されます。飲料水として利用する場合は、適切な処理や浄化が行われ、安全かつ品質の高い飲料水にするための工程が必要です。また、工業用途や農業で利用する場合には、適切な処理が施されることで、生産活動に適した水質となります。
目次
水道用語辞典
水道用語集の重要性とメリット
お役立ち情報
洗面台のシンク下で水が漏れる
排水栓を有効に使うメリットと役割について
キッチンの排水設備や排水管から水漏れが起きる要
どこで水漏れしているかわからないときの対処策
固形物で詰まらせた場合
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