水道専門用語ガイド:ツーバルブ水栓・通水管・継手

水道の修理隊

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ツーバルブ水栓
一般的な日本のキッチンやバスルームなどで使用される、水の供給や温度調整を行うための蛇口やバルブのことを指します。これは、冷水と温水の2つのバルブまたはレバーがあり、それぞれ冷水と温水を供給する役割を担います。
一般的に、ツーバルブ水栓では、一つのレバーまたはノブで冷水と温水の流量を調整し、適切な温度の水を得ることができます。これにより、好みの温度や水の使い方に合わせて水の供給を調節することができます。
近年では、ワンホール水栓やセンサー式の水栓など、新しいタイプの水栓も登場していますが、ツーバルブ水栓は依然として広く使われています。



通水管
建物内や地下などに設置された、水を配管を通じて供給するための管のことを指します。これは、水道設備や給水システムにおいて重要な役割を担っています。
通水管は、一般的に銅管、鉄管、PVC(ポリ塩化ビニール)管、PE(ポリエチレン)管などさまざまな素材で作られています。これらの管は、建物内の蛇口やシャワー、トイレなどに水を供給する役割を果たします。また、地下に埋設された通水管は、地域の住宅や商業施設に水を供給するためのものであり、都市の給水インフラの一部となっています。
通水管の設計や保守は、適切な水圧や水質を保ち、効率的かつ安定した水の供給を確保するために重要です。定期的な点検やメンテナンスが必要であり、水漏れや故障を早期に検出して修理することが、適切な機能と耐久性を維持するために重要です。



継手
水道工事や配管工事において、配管同士を接続するための部品や装置のことを指します。継手は、配管をつなぎ合わせたり、分岐させたりするために使用されます。
水道継手は、異なる形状や素材で製造されており、特定の用途や配管の材料に適したものを選びます。一般的な水道継手には以下のような種類があります。

●継手の形状による分類
a.直線継手(直角継手); パイプ同士を直線的に接続するための継手。
b.エルボー継手; パイプを曲げるための継手で、90度または45度の曲がり角があります。
c.ティー継手; パイプを分岐させるための継手で、Y字型またはT字型の形状をしています。
●継手の素材による分類
a.金属継手; 金属製の継手で、銅、鉄、ステンレス鋼などが使われます。
b.プラスチック継手; プラスチック製の継手で、PVC、PP、PEなどが一般的です。

水道工事で使用する継手は、配管の取り付けや修理、新しい分岐の追加などさまざまな場面で必要とされます。正確な継手の選択と適切な取り付けは、安全性や耐久性を確保するために重要です。また、水漏れの防止や効率的な配水を実現する役割も果たします。



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